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ポッパーの作り方

ポッパーこのコーナーではポッパーの作り方を紹介している。

作り方はヒートンを使う場合はペンシルベイトと、シャフトを使う場合はミノーと殆ど同じだ。

ポッパーの作り方で特徴的な工程だけを詳しく説明しているので、ペンシルベイトとミノーの作り方と併せて読んでほしい。
なお今回使ったものは、ペンシルベイトと同じである。




作り方

  1. ルアーのデザイン

    作りたいルアーのイメージを紙に書く

  2. 準備

    材料・工具の用意

  3. 木の加工

    切断

    木材をルアーの長さより少しだけ長く切断する。

  4. 角材は丸棒にする

    木を削り始める前に必ず注意のコーナーを読んでほしい。

  5. 削ってルアーの形にする

    この時点ではまだクチの部分は削らず、ペンシルベイトの形に加工する。

  6. 表面の凹凸をなくし滑らかにする

    右図のような形に、紙ヤスリで表面をある程度滑らかにする。

  7. クチを作る(その1)

    口の加工ナイフまたはノコギリを使ってクチになる部分を削る。
    そして紙ヤスリで丸みをつける。カップ状にしたいときはリューターを使うのがベストだが、なければ親指や棒の先で紙ヤスリをクチの部分に押しつけて回し、へこみを作る。
    彫刻刀を使うと木がボロボロになるので使わないこと。

    クチを作る(その2)

    口の加工 ヒートンではなくシャフトを使う場合、ミノーの作り方を参考にしてペンシルベイトの形に加工し、クチの部分に削る。

    カップ状にするときは、両面テープを剥がしてボディを2つにし右図のように紙ヤスリでへこみを作る。
    あまり削りすぎないよう、注意が必要だ。
    この後の行程は14以外はミノーの作り方で行う。

  8. 穴をふさぐ

  9. ふさいだ部分をととのえる

  10. 頭部と後部のヒートン用の穴を開ける

  11. 雫とり
  12. 下地をつくる(コーティング)、本塗り

    コーティング剤へドブ漬けをする場合注意する点がある。
    頭を下にして乾燥する場合、クチの周りに液がたまる。それをティッシュをこより状にしたもので吸い取る。

    上下また頭を上にして乾燥する場合、クチの中に液が溜まる。
    クチに液が溜まったままで乾燥させると、クチの中が膜が張ったような状態で固まってしまう。

    そこでまず頭を下向きにドブ漬けして、ボディを横に倒しながらクチの中の液を流し出しそのまま頭を上にする。
    この作業は後部のヒートンは指でもち、頭を上にする際ペンチで前部のヒートンをもつといい。

  13. 目を入れる穴をあける

  14. 目をつける

  15. 腹部のヒートン用の穴をあける

  16. ヒートンにフックをつける

  17. ヒートンをつける

  18. 防水処理

  19. 最後にヒートンの付け根に瞬間接着剤をつけ、ルアーに水がしみこまないように防水処理をおこなう。
    これで完成!!



今回使ったもの

    完成
  • 木材(スギまたはラミン材の丸棒か角材)
  • フック2個(ダブルフックまたはトリプルフック)
  • ヒートン3個(短いもの。リグを使う場合はヒートンは1個か2個)
  • カップワッシャー3個(これもリグを使う場合は1個か2個)
  • 目2個(ルアーの目となるものなら可。ペイントアイにするのなら不要)
  • 塗料(下塗り用と本塗り用、缶スプレーでもいい)、廃液瓶
  • 塗料うすめ液(ラッカーうすめ液またはシンナー)
  • ノコギリ(刃がこまかいもの)、リューターまたは彫刻刀、切り出しナイフ、カッター
  • 紙ヤスリ(100番台、200番台、800番台)、瞬間接着剤と2液型接着剤
  • ハケや平筆
  • エアーブラシまたは缶スプレー(塗装の方法により必要)
  • 防毒マスク(塗料やうすめ液などの有機溶剤を多く使う場合必要)
  • 乾燥台(自作)
詳しくは材料についての詳細のコーナー工具についての詳細のコーナーを読んでほしい。

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